臺灣 漢民族末裔の神々
五妃廟
撮影:台南五妃廟 ● 画像クリック拡大
 明の時代(1368年~1644年)までさかのぼります。明朝最後の王、寧靖王は清軍に追われ、鄭成功と共に台湾へやってきてからも抵抗を続けていました。しかし情勢は厳しく、1683年澎湖が敗れたことを機に、寧靖王は殉死を決意。その際に5人のお妃達(袁氏、王氏、秀姑、梅姐、荷姐)には生き延びるように伝えたのですが、お妃達は皆、寧靖王と生死を共にすることを選び、なんと王に先立って自決をしてしまったのです。悲しみにくれた寧靖王は、彼女たちの遺体を南門城外の魁斗山へ自ら埋葬すると、後を追うように命を絶ちました。国と命運を共にした王、そしてその王を慕って命を絶ったお妃達の話は、後々も人々に伝えられ、清の乾隆16年(1751年)にお墓は修復され、「五妃廟」として祀られることになったのです。( 旅々台北.com参照 )
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